スマホゲームのグラフィックデザイナーの転職マーケットについて

ゲーム制作に携わる方の職種は非常に多いのですが、ここではグラフィックデザイナーに焦点をあてて見ていきたいと思います。

ゲームの企画をするプランナー、その企画を作り上げていくプログラマー、そしてゲームのキャラや背景などを作っていくのが『グラフィックデザイナー』です。

ご存知の通りゲーム業界は人手不足のため、グラフィックデザイナーの求人需要はとても高くなっています。

特にスマホゲーム(ソーシャルゲーム)においては、その人気の高さに比例してさまざまな職種に対して負担が増えています。

未経験者向けの求人や経験の浅い方を求める求人も増加し、それだけ転職のチャンスがあるという状況と考えることが出来ます。

ここでは、実際にどのような仕事をしているのか、グラフィックデザイナーとして転職するにはどうしたら良いのか簡単に解説していきます。

グラフィックデザイナーについて

グラフィックデザイナーというと、ポスターとか広告とかそういったものを思い浮かべる人も多いかも知れません。

ゲーム業界のグラフィックデザイナーと言うと、ゲーム内に出てくるフィールドや背景のデザイン等を担当します。

スマホゲームは画面もせまく、デザインの重要性はとても大きいためグラフィックデザイナーの役割も大きいと言えます。

グラフィックデザイナーの転職状況

現在のゲーム業界において、人気なのはPS4やSwitchなどのコンシューマーゲームよりもソーシャルゲームの方です。コンシューマーゲームは一つのプロジェクトでも大規模であるため、なかなか新作タイトルというのは出てきません。しかし、ソーシャルゲームであれば一週間に一度何かしらの更新が行われます。新しいキャラクターだったり、新しいイベントが始まったりですね。

この更新の早さこそがソーシャルゲームの利点であり人気の秘密でもあるのです。しかし、このような更新の早さにはゲームプランナーとゲームプログラマー、グラフィックデザイナーにとっては大変なことです。ゲームプランナーは新しいイベントを考え、プログラマーはその企画をプログラムし、グラフィックデザイナーは新規の絵や背景を作らなくてはいけないのです。

大手企業であれば大きな問題ではありませんが、中小企業からしたら人手不足による問題が出てきます。そういった事情もあってか、最近のゲーム業界におけるグラフィックデザイナーの募集は『ソーシャルゲームでのグラフィックデザイン』が多いです。ただし、募集が多いからといって入口が広い訳ではありません。むしろ経験で判断されることも多いです。

先ほども書きましたが、ソーシャルゲームは毎日のように更新されています。全体的な仕事量ではコンシューマーゲームの方が遥かに多いのですが、瞬間的な仕事量に関しては差がありません。新しいキャラデザはもちろんのこと、新衣装一つ作成するだけでも多くの労力が必要になります。今まで製作したものと被らない、尚且つプレイヤーが納得するものを作らなくてはいけない訳ですからね。

給料・年収面

ゲームグラフィックデザイナーの平均年収は約500万円前後と言われています。しかし、ソーシャルゲームのグラフィックデザイナーに関してはコンシューマーゲームの時よりも年収がアップしている傾向にあります。これはソーシャルゲーム人気によるものですね。ソーシャルゲーム人気がこのまま維持されれば、思っている以上の年収になる可能性もあります。

さらに、ゲーム業界の宿命とも言えるのですが、必ず納期というものが決められています。『〇〇年〇月〇〇日までに納品』と決められていると、その日までに完成品を作らなくてはいけません。そういったこともあるため、どうしても残業が多くなってしまいます。残業が多くなるということは、それだけ残業代が貰えるということです。それが結果的に年収の増加に繋がります。ただし、残業自体はプログラマーよりは少なめですね。

スマホのスペックは年々向上しています。それに見合ったグラフィックを要求されていくため、自分の能力も上げていく必要があります。現状維持という気持ちでは不必要とされることもあるかもしれません。その反面、技術職であるグラフィックデザイナーはスキルや経験があれば給料も上がり、ゆくゆくはアートディレクターという役職になることもあります。そういった向上心やモチベーション、本当にゲームが好きという気持ちがなければこの仕事はやっていけないと思います。

スマホゲームのデザイナーの求人は多い

ソーシャルゲームのグラフィックデザイナーであれば、数多くの募集があることが分かりました。それだけ仕事量が増えているということです。ゲームをプレイする側からしたら毎週気軽に新しいものがプレイ出来る便利なものですが、グラフィックデザイナー側からしてみれば非常に大変なことなのです。しかし、毎日新しいものを作っていく過程はデザイナーとして非常にやりがいと達成感があると思います。簡単なことではありませんが、是非とも挑戦してみてください。